[住宅ローン]楽天銀行への借り換えの流れや必要書類について、実際に借り換えをした経験をまとめてみました。

住宅ローンの借り換えをする上で候補に挙がってくるのが楽天銀行だと思います。私の経験でしかありませんが楽天銀行は非常に素早く、丁寧な対応をしてくれている印象です。

口コミなどでは遅いとか雑だとか書かれていますが、私は全く逆の感想です。どんな流れで借り換えをしたのか是非見ていってください。

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●まずは三井住友銀行で金利引き下げ交渉

住宅ローンの借り換えをする前にまず考えることは、現在借りている銀行で金利引き下げができるかどうかです。金利引き下げがうまくいけばローン借り換えにかかる諸費用を支払わなくて済むので無駄がありません。

私の場合は金利引き下げの余地は全くなかったようで、結局時間の無駄でした。でもこれでうまくいけば一番楽に節約できるというものです。

ネットで金利引き下げ交渉のことを調べると、本当にあるのか定かではないくらいの印象ですが、普通に対応してくれるし非常に交渉が多いらしいです。まずは行動してみましょう。

金利引き下げ交渉で必要な書類

  • 住宅ローンの支払い予定表
  • 住宅ローン以外のローン支払い予定表
  • 源泉徴収票

●事前審査を申し込む

金利引き下げ交渉と同じ時期にネット銀行の住宅ローン借り換えの事前審査をしましょう。家族構成や年収、ローンの支払額などを入力すると簡単に事前審査に申し込むことができます。

私は住宅ローン以外に、太陽光発電システム・自動車・エコキュートのローンがあるので年収に対するローン支払い比率が高すぎるので審査はことごとく惨敗。

楽天銀行は事前審査が最も通りやすいのかもしれない

住信SBIとか新生銀行とか非常に魅力的な銀行が多数あり、片っ端から審査を申し込んだけど全滅。最後の希望を乗せて申し込んだ楽天銀行は難なく審査が通ったのです。

もしかしたら楽天銀行は最も事前審査が甘いのかもしれません。

●楽天銀行への借り換えの本審査で必要な書類

  • 楽天銀行から送られてくる申込書などの書類一式
  • 保険証のコピー
  • 源泉徴収票
  • 住宅ローン支払い銀行の通帳1年分のコピー
  • 火災保険の証券のコピー
  • 住民票・・・市役所
  • 登記簿(土地)・・・法務局
  • 登記簿(建物)・・・法務局
  • 納税証明書・・・税務署
  • 確定申告の資料・・・税務署
  • その他のローンの支払い予定表
  • 住宅ローンの支払い予定表
  • 住宅に関する資料のコピー(売買契約書や検査証など)・・・これが一番大変

この資料集めは本当に大変なんですが、ここを頑張ることでずーーーっと毎月安くなるなら凄く割りの良い労働です。

住宅ローンの借り換えを行うつもりの人はローンを組まないように

私がローンの借り換えで楽天銀行以外うまく行かなかった理由は、ローンを借りすぎているということです。借金だらけということで銀行側は貸すのを嫌がるのです。

これから住宅ローンの借り換えをしようと思っている人はできるだけローンを組まないようにしてください。

●審査結果が送られてくる

必要な資料を送付してしばらくすると楽天銀行から審査結果が送られてきます。この中身に金利なども書かれているのでドキドキするところです。

郵送物の中身

  • 楽天銀行住宅ローン承認通知書(本審査通りましたよというもの)
  • 今後のお手続きについて(今後送付が必要になる書類について)
  • ご提出が必要な書類と今後のお手続きのご注意事項について(金利をどれだけ優遇するかを書いてあります)
  • 契約書作成に関する連絡書
  • 預金口座振替依頼書
  • 返信用封筒

本審査の結果

審査が通ったと言うのは郵送物を見れば分かるのですが、金利がどうなったのかどうか。記載されているのは「0.65%の優遇」ということです。基準金利がほかの銀行とかでは2%を超えているので、今回も審査は通っても金利は高いのかな?と思っていました。

楽天銀行の基準金利は1.160%

1.160-0.650=0.510%

非常に低い金利で貸してもらえることになりました。楽天銀行は審査が甘いのかもしれませんが、金利まで低くしてもらえるというのは非常にありがたい話です。

ちなみにこれは団信も保障料も含めた金利となっています。すごいことなんですよ。

今後の必要書類について

「今後のお手続きについて」のところに今後の必要書類が書いてあります。

  • 契約書作成に関する連絡書
  • 預金口座振替依頼書
  • その他別途ご提出が必要な書類(印鑑証明が2通必要)
  • 「一括返済繰り上げ返済申し出書」か「完済シミュレーション」
  • 火災保険未加入なら申し込み書のコピー

契約書作成に関する連絡書については、借り入れ希望日などを記入していきます。私が引っかかった場所が「共有者の持ち分」の「土地○分の○」「建物○分の○」の欄です。

書き方がわからなかったので楽天銀行に問い合わせをしたところ、一人で家を建てた場合は「1分の1」で良いみたいです。

「借換をされる金融機関の連絡先」のところも問い合わせてみたら、「完済シミュレーション」をもらうときに対応してくれた人の名前を書けば良いということです。

※「完済シミュレーション」は現在住宅ローンを借りている銀行にもらいに行くもの

●完済シミュレーションを手に入れる

現在住宅ローンを借りている銀行に完済シミュレーションをもらいにいかないといけません。

三井住友銀行では「全額繰上返済シミュレーション結果」というものを渡してもらえます。流れとしては、

  1. 事前に何が必要か伝え、予約をしておくとスムーズかもしれない
  2. 当日は、借換希望日を伝えて通帳を渡す→完済シミュレーションをもらえる
  3. 今後の流れを説明してもらう
  4. 次回は「全額返済依頼書」を本人が書きに来ないといけない(銀行印と免許証持参)
  5. 次々回は借換実行日になるが、本人でなくてもかまわない

とりあえずこの段階で完済シミュレーションは手に入りました。

●必要書類を集めたら楽天銀行に書類を送付

完済シミュレーションや印鑑証明2通(楽天銀行用と司法書士用)を用意して、必要な書類に必要な事項を入力したら資料の送付になります。

●その後の流れ

  1. 司法書士から連絡があり、担当の人の名前を聞く
  2. 全額返済申込書を書きに現在住宅ローンを借りている銀行へ行く。このときに銀行側の担当の人に司法書士の方の名前を伝える。(ここでまた次回に必要な書類を受け取る)
  3. 司法書士から郵送物が届き、「不動産登記権利情報」を入れて返送する。
  4. 司法書士の方と連絡を取り、借換実行日の約束をする。
  5. 借換実行日に本人でなくても良いので、現在住宅ローンを借りている銀行に行き、司法書士の方と共に借換を行う。

 

●まとめ

以上が住宅ローンの借換が完了するまでの流れになります。私はこの借換を行ったことで毎月11万円だった支払いが9万5千円にまで減りました。しかも借り入れ期間も6ヶ月短縮というオマケつきです。

もしも現在の金利が高いのであれば借り換えを行ったほうが良いと思います。楽天銀行であれば多少ローンが多くても審査は通りやすいと思いますので、是非審査を申し込んでみてください。

楽天銀行に限らず、住宅ローンの審査を複数同時に申し込む方はこちらから

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