注文住宅を考える場合、まずは間取りをどうするのかというところですごく悩むことになります。土地の形によってできること、できないことがあるのですが考えるポイントはいくつかあります。
まずは方角から
玄関を南向きまたは東向きにするというセオリーがあるのですが、これは固執する必要がありません。風水とかありますが、玄関を北向きにするメリットというのもあって、家の裏庭に日当たりが良くするとか、玄関じゃない部屋に日当たりがよくなるようにすることができます。
この間取りにすると、風呂やトイレをどこにおくのか悩むことになります。日当たりの良いところに風呂・トイレを設置するのか、道路に面するところに設置するのか・・・風呂の窓のところが道路に面するというのは覗きとかが気になるところです。この場合西側に設置すると良いのかもしれませんね。
道路に面する部分に家の正面をどーんと向ける必要も実はありません。家の横に玄関をつけて、奥行きのある家にするのもありです。
土地がどういう土地なのかによって色んなパターンがあるので土地が決まってから考えるほうが良いでしょう。
日当たりが良いところにどの部屋をもってくるか
南や東は非常に重要な方角になります。この向きに持って来たい部屋は、リビング・寝室です。西側にはリビングはもってこないようにしましょう。
逆に暗くてもかまわないのは風呂・トイレ・キッチンといった水周りになりますね。その辺を北・もしくは西に配置するのがセオリーかと思います。
階段は意外と重要
ドラえもんののび太の家のつくりを思い浮かべることはできますか?玄関から入ってすぐに階段があります。のび太は帰宅後すぐに二階に上るのでママはのび太の行動を把握できていませんよね?
家庭を持ってこどもができたときに非常に重要になるのが親子の会話だと思います。子供が親に会わずに部屋に上がれるような家のつくりだと、知らない間に友達を入れていたり、何かがあっても顔をあわせないので変化に気づけないなど、デメリットが非常に大きいのです。
リビング階段のデメリット
近年はリビングに階段を配置するのが流行っています。我が家もその形になっているのですが、問題は光熱費ですよね。例えば暖房をつけても二階に暖かい空気が上昇してしまうので中々部屋が暖かくなりません。
解決策としては、階段にカーテン的なものをたらすか、階段の下か上に扉をつけるようにすることです。空間が大きいのは光熱費でみると無駄が非常に大きいのです。
間取りは自由に
4人家族の場合の間取りは、子供部屋2つに夫婦の寝室、リビングにキッチンがあれば最低限の部屋はあるのではないでしょうか。子供部屋以外に夫婦ひとりずつの部屋も欲しいのなら部屋はたくさん必要になりますね。
まずはしっかり価値観を話し合って、みなさんの家庭に合ったおうちにしましょう。