家を購入するとして、悩むポイントは二つあります。ひとつはマンションか戸建てか。もうひとつが戸建てにするとして、建売か注文住宅か。
今回の記事では我が家が注文住宅を建てた経験を踏まえて、自由度や価格などについて書いていきたいと思います。
ハウスメーカーと工務店
「注文住宅」と言っても、どの部分まで自由かどうかは建築会社によって異なります。建築会社にも「ハウスメーカー」「工務店」など分類があり、ハウスメーカーと言われる大手の建築会社は自由度が少ないと言われます。
ちなみにハウスメーカーとは、積水ハウスとか、住友林業などCMを頻繁に打っている会社になります。逆に工務店は本当に個人で経営をしていることが多いです。
私はSUUMOの注文住宅の雑誌で工務店探しを始めました。
自分たちがどんな家を建てたいのかを考えながら見ると、自然と選択肢は決まってきます。実は我が家も一度この雑誌に掲載されたことがあります。
我が家の場合は内装が「木」のイメージの家に憧れていたので、施工例を見て気に入ったところを数件回りました。
工務店ではどれくら自由か
これは本当に工務店によるかと思います。工務店のメリットは社長と呼べる人と打ち合わせをすることができること。思っていることやこうしたい!を伝えることができます。
- 例えば我が家は
- ロフトが欲しい
- リビングに階段
- キッチンの背面にはボードをつけたい
- 床は無垢材で
- 玄関入ってすぐの靴箱はなしにしたい
こんな感じのことを言っていました。他にも建築途中に壁の空間があれば、「ここは棚にできたりしませんか?」とか言えば「できますよ!やりましょう!」ってな具合にあっさり棚とか収納が増えていきます。
間取りだって提案してもらったものを見ながらわがままに自由に考えても良いんです。無理なら無理って言いながら意図を汲み取ってもらえれば良いのです。
もしも注文住宅を建てるというのでしたら、工務店に頼むほうが自由だと思います。
ただし、壁紙・天井・屋根など全部決めないといけないので、段々疲れてきますよ笑
ちなみに玄関はこんな感じになりました。置くのオブジェみたいなのは工務店の社長がオリジナルでつけてくれたもので、靴箱もかなり良い素材でできています。サービスしてくれました。
坪単価はどうなるのか。
我が家は1階が75.77平米、2階が52.37平米。つまり、延べ床面積は128.14平米
1坪は3.3平米なので、38.8坪ということになります。建物の価格は2150万円だったので、坪単価は結局55万円ということになります。
ちなみに2015年のハウスメーカーの平均坪単価は85万円というデータがあり、割安で家を建てれたのかな?と思います。
もしも同じサイズの家をハウスメーカーで建てたら、3298万円もかかっていたということで1000万円も差がでてしまっています!!凄い差ですよね?
当然安心感とかはありますが、この差は広告費や人件費になっています。価格に対して良い家を買いたいという方は良い工務店を見つけるのが一番です。
何にしても一度会って、その工務店の担当の人の印象を大事にしたほうが良いです。
ちなみに私たちが頼んだ工務店の方は口数は少なく愛想もそこまでよくないもの静かな方でした。変な営業トークがない分信頼できると思ったのと、土地探しを非常に熱心に手伝ってくれたことが決め手になりました。人柄に賭けた形になりましたが、色々サービスしてくれたので満足です。