資産運用といえば株式!と思う人も多いと思います。バブルを経験している人の中には、株は人を不幸にすると考えている人も多いのですが、しっかりリスクを管理すれば借金をすることなんてありません。
この記事では株についてまとめて行きます。
株式とは何なのか
株式というのは、歴史を見るとスタートはヨーロッパの大航海時代にまで遡るみたいですね。詳しいことはさておき、みんなでお金を出しあってそのお金で会社を動かす。利益が出たら株式数に応じてみんなで分け合いましょうというイメージのものです。
最初はそんな感じだった株も、次第に欲しがる人が増える。そうなると100円分の株式に対して110円で買う!という人が出てくるわけですね。これが今の株式のイメージです。
株は人気投票
株式の値段は、その企業の人気によって決まります。ただし、人気といっても知名度だけではなく将来有望かどうかの人気になります。
まだ成長すると思う人が多いと、その企業の株式を欲しがる人が多くなり、
「110円!」
「120円!!」
「えーい!200円で買う!!!」
ということがおきるのですね。逆に誰も欲しがらなかったら・・・
「90円で買ってくれません?」
「じゃぁ・・・85円は?」
「80円で、いいです。売ります。」
ということもあるんですね。
では、これ以上成長しなさそうな大企業の株を買うのはなぜでしょうか?
それは配当というものがあるからです。最初に『利益が出たら株式数に応じてみんなで分け合う』というところが「配当」なんです。
株式はどうやってお金を増やす??
株式による利益は2種類あります。
- 配当収入(インカムゲイン)
- 売買時の株価の差による利益(キャピタルゲイン)
インカムゲインはどうやってもらえる?
配当は企業によってもらえる金額が異なります。また、もらえる時期も違うのでしっかり企業の情報を知っておかないといけません。
1株あたり4円の配当がつく株を1000株持っていたら4000円の配当が入ってくるわけです。もしもお金をたくさん持っていて、安全に資産運用をしたいのなら大企業の株をもっておけば毎年しっかり利益を生み出してくれます。
大きく儲けたいならキャピタルゲインを狙う
株は安く買って高く売るのが基本です。それができたら苦労はしませんが、やることはそれです。
例えば100円の株価の株式を1000株買ったとして、しばらくして120円になったら1株あたり20円増えたので、20×1000で20000円の儲けです。
株式は儲かるのか
こればっかりは分かりません。日本全体の相場にもよりますし、個人の能力にもよります。私の個人的な経験で言えば、株は集団心理・世界経済・政治・科学・運用する人の忍耐力や運が問われるので求められる能力や知識は非常に多いと思います。
年間の利益が5%でも安定して出せればプロ級の腕前と言っても良いのではないでしょうか。
株ってどこで買うの?
株を取引するには色々な証券会社から選び、口座を作る必要があります。証券会社の口座で取引をすればいいのです。
私は楽天証券を利用しています。その理由は投資のためというよりも、我が家の資産の管理が基本的に楽天グループで成り立っているからです。
東証1部とか何なの?
東証1部とか2部とかマザーズだのジャスダックだのは、その株式のランクだと思ったら良いです。東証1部に上場するには非常に厳しい条件があり、全体的に安定感のある企業が多いです。
ただ、東芝やシャープのように株価が急落するリスクもあるので、東証1部だから安全!というわけではありません。
マザーズなどは新興企業が多く、上下の動きが非常に激しいです。ハイリスクハイリターンという状態ですね。宝探しをしたいのならば東証1部よりもマザーズなどのほうが楽しめるのではないかと思います。
まとめ
株式は資産運用の中ではミドルリスクといったところでしょうか?FXなどに比べるとリスクは低いですが、損する可能性も非常に高いので小額から運用を始めることをおすすめします。
ただ、はじめてしまわないといつまでも経験値を得ることはできません。まずは口座をつくることから始めましょう。