資産運用というのは、自分が持っている資産を動かすことでお金を増やすという錬金術のようなものですが、実は誰でも知らないうちに資産運用をしています。この記事では、資産運用の種類についてまとめようと思います。
ほぼ100%の人がしている資産運用は何か
資産運用は、誰かに資産を貸すことで少し多くして返してもらうことになります。この流れを実は日本中の人が行っています。何のことかというと、「銀行預金」です。
「銀行」に預けるときのお金の流れは、
- 私たちが銀行にお金を預ける
- 銀行が色んな人から預かったお金を企業や個人に利子をつけて貸し出す
- 企業や住宅ローンを借りた個人が利子をつけて多めに返済をする
- 銀行も預金者(私たち)に対して利子をつけて多めに返す
こういうことになっています。つまり、私たちは銀行にお金を預けて利子を受け取るという資産運用をしているのです。
過去には普通預金で3%の利子がついていたことも
過去の日本では、銀行に預金をするだけで3%も利子をつけてもらえる時期がありました。つまりこの時期に100万円を預けたら
- 1年後:103万円
- 2年後:106万900円
- 3年後:109万2727円
- 4年後:112万5508円
- 5年後:115万9274円
という感じで増えていくのです。これが資産運用というやつですね。今では普通預金は高くても0.120%とかです。
利子が0.12%だと、100万円を預けても1200円しか増えません。1年で1200円じゃATM手数料で一瞬で消えますよね。だから私たちは銀行に預けることを資産運用と思えないのです。
資産運用の考え方
資産運用で考えるポイントは3つ
- 利率
- 流動性
- 安定性
この3つです。全てが高いものは存在しません。
例えば
- FXは、安定性が非常に悪くて大きく儲けることもあれば大きく損をすることがあります。
- 定期預金は、利率が少し良くて安定性も高いのですが、好きなときに引き落とせないので流動性は低いです。
- 外国債券のうち、利率の良いものは安定性にかけます。
- 日本国債の場合は安定性は良いのですが、利率は悪いです。
こんな関係があったりするので、自分がどこまでリスクをとるのか、そのお金はしばらく全く触れないのかによって動かし方は変わることになります。
資産運用の種類
今後ひとつひとつしっかり調べた記事をまとめて行こうと思います。リンクも随時貼っていくので見ていただいたときにリンクがなければ、また見に来ていただけたら幸いです。