はじめに
私が初めてライフプランを作りたいと思ったのは、マイホームを建ててローンを支払いつつ生活をしてみたら、どうもお金が減っていく。このままでは破産してしまうのでは?と感じたからです。
お金のストレスがある状態は精神的に非常にしんどいです。このストレスを改善するためにはまずは現在の生活を、死ぬまでの人生を想像して計画を立てる必要があります。いつまでにいくら必要なのかがわからないと貯めるべきお金もわからないからです。
プロのFPに依頼するのも良いのですが、ライフプランはどんどん変化していきます。作ってもらって満足してしまうこともあります。私がオススメするのは自分でライフプランを作成することです。
それには3つ理由があります。
- お金の心配をしているのでお金は使いたくない
- 自分の家計をきっちり見直すきっかけになる
- メンテナンスを毎年自分でできる
こんな感じですね。
お金の心配をしているのでお金は使いたくない
そのまんまです。出費はとにかく抑えて、どうせならその費用分投資や貯蓄、ローンの返済に充てたほうが良いライフプランになります。一回のライフプラン作成はそれなりに高いと思いますよ?
ライフプランは保険の勧誘や住宅の販売のときに作ってくれます。でもそれはあくまで販売のための材料として使われます。どんなプロに依頼しても結局細かい部分で疑問は出てくるし、本心は読めません。
中島みゆきさんの宙船じゃないですけど、「おまえが消えて喜ぶものにおまえのオールをまかせるな!」さすがに消えろまで思われないでしょうけど獲物にはなっているでしょう。
「自分の家計をきっちり見直すきっかけになる」について
ライフプランを作成するには色んなことを知る必要があります。詳しくはまた別の記事で書いていきますが、ぱっと思いつくだけでも
- 先月の収支
- 昨年の収支
- 毎月の出費の内容
- 加入している保険の内容と金額
- 老後を迎えるときに必要な資金
- 遺族年金の額
- 子供の教育費
- 職場の福利厚生
これらに答えれないといけません。だから調べるんです。インターネットにあなたの家計簿は基本的にないと思います。(あなたがブログなどで公開している場合は除いて)時間をかけて自分のお金に関する部分を確認していくんです。
「メンテナンスを毎年自分でできる」について
ライフプラン表っていうのは1回作れば終わりというものではありません。今から40年後も物価が同じかどうかなんてわかりませんよね?40年前と今の生活が全く違うのだから、私たちが老後を迎えるころも全く違うはず。
そして何よりもライフイベントがあったとき・・・
- 子供が生まれた
- 家を買った
- 保険に入った
- 子供が進学した
- 転職した
例えば子供が双子だったらどうします?その瞬間、妊娠前に作ったライフプラン表は役に立たなくなります。子供が公立高校の受験に失敗したらどうします?浪人したら?
だから自分で作れるようにしておくんです。完璧じゃなくても良いんです。「だいたい」のライフプランを作っておくんです。エクセルで作るから作り直すのはそんなに大変じゃないですよ。